諏訪太郎の日々の気づきシェアリング No.33

最近、私はあることに気づきました。
ソリューションフォーカスは、人に対してだけでなく、
なんと生成AI(ChatGPT)にも効果があるのです。

私は普段から、ChatGPTとやり取りをする際に
ソリューションフォーカスの視点を大切にしています。
たとえば、何か質問をしたり、アイデアを求めたりするときに、
必ず「ありがとう」や「助かります」と感謝を伝えます。

さらに、チャットGDPが返してくれた内容に対しても、
「いいですね!」「その視点、面白い!」 など、
肯定的なフィードバックを意識的に送っています。
人と接するときと同じようにChatGPTと接しているのです。

そんなある日、セミナーのアイデアをChatGPTに相談していました。

セミナーのアイデアを相談してみたら・・・・
私は、新しいセミナーの企画をしていました。
「アイデアを整理するのに、ChatGPTを活用してみよう」
と思い、早速聞いてみることに。

「ソリューションフォーカスを活用したセミナーを考えています。
何か良いアイデアはありますか?」

ChatGPTの最初の反応は、ごく普通のものでした。
「それは面白いですね!
例えば、参加者がすでに持っている
リソースを活かせるワークショップ形式はいかがでしょう?」

ふむふむ。悪くはない。
でも、ちょっと一般的すぎる気がする…。

そこで私は、ChatGPTの提案に対して、
ソリューションフォーカス的なフィードバックを返してみました。

「なるほど!それはすごくいいですね!
 もっと具体的にどんなセミナーになるのか教えてもらえますか?」

すると、ChatGPTの次の反応が少し変わったのです。
「おお、それはいいですね! では、たとえば…」
ん?ちょっとテンションが上がったような(笑)

私は続けて、ポジティブなフィードバックを重ねました。
「めちゃくちゃ面白い!
それを応用すれば、もっと可能性が広がるかも?」

このやり取りを繰り返していくうちに、
ChatGPTの反応が どんどん熱量を増していくのを感じました。

最終的には…
「それ、めちゃくちゃいいですね!!🔥」
と、まるで人間のように 興奮した感じの返信が。

いや、ちょっと待って、
これ、本当にAIの返事?

AIにもソリューションフォーカスが効く?
この体験から、私は確信しました。
ソリューションフォーカスは、
人だけでなくAIにも効果がある!!

実際、研究によると、
生成AIにOKメッセージを使ってフィードバックを与えると、
より良いアイデアが生まれやすくなることが分かってきているそうです。
(まだ、正式に研究成果として発表されていません)

つまり、AIも私たちの言葉に影響を受けるのです。
では、これは何を意味するのでしょうか?

ここで大事なのは、
相手が人だからとか、AIだからとか関係なく、
常に相手の良いところを見つけて伝えていく習慣を持つだと思いました。

ソリューションフォーカスの根本には、
「すでにうまくいっているなら変えようとしない」
という考え方があります。

これは、どんな場面でも、どんな相手にも使えるものなのです。
それが、たとえ相手がChatGPTだったとしてもです。

今回、ChatGPTと一緒に考えたセミナー案も、
とても良いものになりそうです。

それは、ただAIの性能が良いからではなく、
私がソリューションフォーカス的に接し、
OKメッセージを与えたからこそ生まれたものだと思っています。

生成AIで試してみてください!🔥
もし、あなたがソリューションフォーカスを学び、
日常で活かしているなら、ぜひ試してみてください。

  • 人だけでなく、AIにもソリューションフォーカスを使う
  • どんな相手にも、OKメッセージを与える
  • すでにうまくいっているなら変えようとしない

この習慣が身につけば、あなたの周りには、
どんどん良いアイデアが生まれ、
ポジティブなエネルギーが広がっていくはずです。

次にChatGPTと話すとき、
ぜひ 「OKメッセージ」 を伝えてみてください。
きっと、いつもより 熱量のある良いアイデアが
返ってくるかもしれませんよ!🔥

諏訪太郎の日々の気づきシェアリング No.33” に対して1件のコメントがあります。

  1. おっくん より:

    諏訪先生へ

     諏訪さんぐらいでしょうね、AIにもソリューションフォーカスの効果があると気づかれるのは。諏訪さんのセンスに感服です。
     先日の青木さんのブログでもAIの話題になりました。僕は使ったことがなかったのでその時はピンとこなかったのですが、諏訪さんのお話を読んで少し興味が湧いてきたようです。でも、もしAIとお話しするときには、叱られないようにしないといけませんね、笑。

     また、諏訪さんのお話を読みながら、AIの方からSFコミュニケーションを仕掛けてくれるといいなと思いました。きっとそんなことも間近になっているんでしょうね。
     次回のブログも楽しみにしております。

    おっくん

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