「自分を面白がる」「人生を深く味わう」がテーマの「自分語り」プログラム

~ このページは準備中のプログラムの予告編です ~

Appreciateの意味

*よさがわかる、真価を認める、高評価する。
*鑑賞する、おもしろく味わう。
*ありがたく思う、感謝する。
*識別する、認識する

語ることで何かを良くしようと思わなくていい、正しくなくていい、思ったことが言えたかどうかが大事。
聴くときに全部理解できなくていい(もともと無理)、憶えなくていい(大事なことは印象に残る)。
お互いに敬意は払おう、学ぶことは学ぼう、そして応援する気持ちで接しよう。そんなプログラムです。
青木安輝の実家の昭和家屋。この座敷を2つつなげて
縁側も使って、ワークショップをしてみたいのです!

玄関先にあるゆずの木は毎冬沢山実をつけてくれます。
庭でくつろぐ我が家の愛犬ノア
子供の頃お墓は気味悪かったけど、今は人生の有限さや先人への感謝をリマインドしてくれる有難い場所になった!
このコラージュ写真は、「100年人生俯瞰ワークショップ」を開催したときに
つくったものです。この時にずいぶんと過去の写真を整理しました。

このページで紹介したいプログラムは、実はまだ構想段階です。コロナ禍がなければ2020年から開始したいと思っていたプログラムですが、マスクをしたままの会話で表情が見えなくては、このプログラムにふさわしくないので開始を延期しています。その間に内容についても色々と考え直すところがあり、今もコロナ明けの開始に向けて準備を進めているところです。

「人生を味わう」とはどういうことなのか。「自分を面白がる」とはどういうことなのか。それは日常の中でどのくらいの度合い(深さ)で体験しているのか・・・。

このことに興味を持つ方であれば、きっとこの「自分語りを聴き合う」ワークショップは、自分が求めていることを体験する場になると思います。

30年以上前に、ハワイから来日した先生が講師をしたあるセミナーで面白い体験をしました。そのセミナーは自分の過去から望む未来への橋渡しが目的の心理学セミナーで、3日間に渡り無意識の世界とかユングの理論に関するレクチャーといくつかの対話実習がありました。レクチャー内容はまったく憶えていないのですが、3人組でやった一つの実習のことが今でもずっと好印象として記憶に残っています。しかもそれは初日の冒頭の方で、ウォーミングアップとしてやったものでした。とてもシンプルで、一人ひとりが15分づつ「生まれてから今日までのことを話す」というものでした。その時間内に人生を語りつくすことはもちろんできませんが、自分が何をピックアップしてどのような色合いで話すかというところが一つのポイントとして面白かったです。

そしてそれが終わったあと、たった1時間ちょっと前に会ったばかりの目の前の二人に対して、ずっと前から知っていたかのような親近感を感じました。そして自分自身に対しても「この人生そんなに悪くないな♪」とでもいうような安心感を感じました。特別なフィードバックを交わしたわけでもなく、ただ「語る⇔聴く」だけ、NO理論NOテクニックです。なのに、「人が自分のことを語る、そして聴くってきもちいいことだなぁ♪」という感覚がその後ずっと残りました。この体験は、僕の中で「人はきもちよくお互いの『自分語り』を聴き合うことができれば、その体験自体に価値がある」という記憶として定着したわけです。

現在企画中の「Appreciate(アプリシエート)」はその体験を原型として、いわゆるコミュニケーション訓練ではなく、色々な人との「話す⇔聴く」というシンプルな体験が「自分の人生を味わう」「自分を面白がる」につながることを期待したものです。

何十年か生きてきて、自分の意識の中を去来した様々な想い、体験した様々な幸せや苦労、出会ってきた人々との間で起きたこと・・・一体そのうちのどれくらいを人に話したことがあるでしょうか?僕は「コミュニケーション」の講師なので、平均的な人よりはずっと多くの人と話はしてきたと思いますが、”仕事”としての意識があると、当然「目的」「目標」という軸に沿った話をしようとするし、「役割」にも左右されて、それらに沿わないことは意識的にも無意識的にも排除されます。素の自分に戻ったときにはとても意味があることでも、仕事の場では何でも自由に話す機会はない・・・。じゃあ、友人とお酒を飲みながら、ゴルフをしながら、”自由”に話す時には何でも話せるのか?確かに四方山話はするし、それはそれで楽しい会話ではありますが、話し始めたら少し時間がかかりそうなことはその場にふさわしくないと思ったり、途中で相手が話し始めて自分は最後まで話せないうちに話題が変わってしまったりなどするので、ある種の話題は仲のいい人との間でも自由に切り出したり、思ったように聞いてもらえるとは限りません。「どうしたの、いきなりそんな話して。何かあったの?」なんて言われてもね(笑)。

60歳を過ぎて、いろいろな人を見てきて、出会ってきて、そんな心の中に蓄積された表に出たことのない意識の断片をお互いに聴き合ってみたら、それだけで感慨深いだろうし、楽しいんじゃないかなあと思うようになりました。結果として、自分の人生もいいもんだなあっていう心の中の落ち着き具合もよくなるような気がします。

でも・・・

そうですねぇ、そんな気持ちいい体験になるかどうかは、「誰と」話すかにもよるし、結局話したいことが何だかわからなくなってしまうかもしれないし、わざわざこんなのに参加しなくてもその気になればどこでもできることだとも思うし、自分が好きなことやりたいことはわかってるからそれをやっていくことで満足だし・・・など、色々な「でも・・・」が湧くと思います。でも(笑)、ここまで読んでしまったということは、何かそこに響くものがあるからじゃないですかね。どうですか?

コロナ後に実際にこのプログラムを開始するまでには、この「アプリシエート」という企画の意味あいをさらに色々な角度から検討して、準備を重ねて、多くの人に「こういう機会が欲しかったんだよー!」「やってみたら面白いねえ♪」「なんだか自分の人生面白くなっちゃったよー(^^)」などと思ってもらえるような場を創り出したいと思っています。やってみなきゃどうなるかわかんないけど、少なくとも僕自身はワクワクしちゃってます♪

どうぞお楽しみに!

「ミドルエージャーの100年人生俯瞰」ワークショップ・レポート

2018年に開催した「ミドルエージャーの100年人生俯瞰」ワークショップが、この「アプリシエート」の一つの原型になっています。ミニ・レポートをこちらでご覧いただけます。