諏訪太郎の日々の気づきシェアリング No.30

小学2年生の娘に学んだ、シンプルな目標管理のコツ

娘がやっている目標管理は、毎週、勉強や習い事のタスクを紙に書いて、それを実施していくスタイルです。
最近、小学2年生の娘がやっている目標管理が、ちょっとした気づきを与えてくれました。
1週間の目標が達成できると、100円のご褒美がもらえる仕組みです。

この100円ルールは、親としてはちょっとしたインセンティブのつもりだったのですが、娘にとってはしっかりモチベーションアップにつながっているようです。

娘の目標管理方法はいたってシンプルです。
「今日はこれをやろう」「明日はこれをやろう」と、毎日何をするかを決めて実行していきます。
驚いたのは、その前向きな姿勢です。

たとえ予定通りにいかなくても、「今日はこれができなかったなあ」なんて思わないんです。
とにかく次の日のタスクに向かって突き進むだけ。
そんな彼女の姿を見て、「あれ?これって、目標管理で一番大切なことなんじゃない?」とふと思ったんです。

大人になると、目標管理といえば、つい「PDCAを回す」って言葉が頭に浮かびますよね。
計画(Plan)を立てて、実行(Do)して、結果をチェック(Check)して、改善(Act)する。
そのサイクルをぐるぐる回していくことが良いとされるわけですが、その過程でどうしても「今日できなかったこと」に意識が向いてしまいがちです。

「ここがダメだったな、次はこうしよう」なんて反省することが多いんじゃないでしょうか。

実は私も、毎日手帳にその日の目標を書いて管理しています。
もちろん、出来たことはしっかりチェックしています。
でも、やっぱり「出来なかったこと」も書き出して、それをどう改善するかを考えるのが習慣になっていました。
要するに、知らない間にPDCAを意識しているわけです。

でも、娘のやり方を見ていて思ったんです。
「今日はこれもできた!」「明日はもっとこれを頑張ろう!」というシンプルな前向きさだけでも、十分じゃないかって。
できなかったことに焦点を当てるんじゃなくて、できたことにフォーカスして、明日へのやる気を持続させること。
これが意外と目標達成には効果的なんじゃないかって。

娘はまだ小学生だから、それができるんだって思うかもしれません。
でも、もしかすると、私たち大人も同じようにシンプルな目標管理を試してみたら、気持ちが楽になるし、前向きに物事に取り組めるんじゃないかと感じました。
PDCAを回すことも大事ですが、常に「今日はこれもできた!」という達成感を大切にして、次の目標に進むっていう考え方、悪くないですよね。

これからは、私も手帳に「できなかったこと」を書き出すのをちょっとやめてみようかなと思います。

「今日はこれを達成した」「明日はこれをやろう」と、できたことにフォーカスして、前向きな気持ちで次に進む。
そんなシンプルな目標管理のスタイルに変えてみたら、もっと楽しく毎日を過ごせる気がしています。

皆さんは、目標管理についてどう思いますか?
どんな方法が自分に合っていると思いますか?
毎日のタスクに向き合う時、どんな気持ちで取り組んでいますか?

私の娘みたいに、シンプルに「明日はこれをやろう!」という前向きな目標管理を取り入れてみるのも、ちょっとした新しい発見になるかもしれません。

諏訪太郎の日々の気づきシェアリング No.30” に対して1件のコメントがあります。

  1. おっくん より:

    諏訪先生へ

     もう小学2年生なんですね!
    8才?このコラムの書き出しの頃は4歳でしたね。早いなあ!ずいぶん成長されたでしょうね。

     しかも目標管理に、タスク?今の子供たちはパソコンやスマホは当たり前だし、大人になる頃にはAIも普通になっていたら・・・昭和の人間にはこれ以上想像がつきません💦
     でもそこは、諏訪さんのお子さんですからしっかりと自分の進むべき道を歩まれていることは間違いないですね、お父さん。

     で、お父さんのほうも娘の何気ない日常をしっかりと見守りながらも良いところを見逃さず、ご自身の糧にされながら私たち読者にも気づきを与えてくれています。うーん、どちらが先生なのか分からなくなってきましたよ(笑)
     本題へのコメントにはなっていませんが、これからも親子の織りなす素敵なハーモニーをお聞かせください。

     さいごに8歳のかわいい先生にもよろしくお伝えください。「いつもありがとうございます」と。
    おっくん

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