諏訪太郎の日々の気づきシェアリング No.28

出来ても、出来なくても、すべて「〇(まる)」

毎日、手帳に、
一日の振り返りを書いている。

出来たことばかり書ければ
最高なのですが、
そんなことはないわけです。

手帳に書いてあることを
見返してみると、
半分ぐらいは
出来なかったことが書かれている。

でも、それでいいと思っている。

だって、
出来たことも、出来なかったことも、
私の中では、
すべて「〇(まる)」だからです。

「出来ないこと」を考えるとモチベーションが下がるのは本当か?

今日の振り返りを考えていて、
一番最初に思いついたのは、
出来なかったことでした。

毎日22時30分に、
手帳を書くことを目標にしている。

でも、今日は、
手帳を書くのが23時スタートに
なってしまったのだ。

だから、手帳には、
「手帳を書くのが23時スタートになる」
と、一言書いた。

みなさんは、
出来なかったことを考えると、
どんな気持ちになりますか。

「どうして、できなかったんだろう」
「自分は怠け者なんじゃないか」
「約束もまもれないのか」

そんなことを考えて、
モチベーションが下がる人が
多いのではないだろうか。

でも、私の場合は、
出来ないことを書いても、
モチベーションは下がらない。

それは、
出来ないことが悪いことだと
考えていないからだ。

だって、
出来ても「〇」
出来なくても「〇」
だからだ。

「事実」だけを書き出す

出来ないことのように、
ネガティブなことを考えるとモチベーションが下がるのは、
感情と紐づいているからだ。

出来ないこと自体が
モチベーションを下げるのではなく、
出来ないことによって生まれる感情が
モチベーションを下げている。

だから、私は、
出来ないことやネガティブなことを
考える時には、
必ず「紙に書く」ようにしている。

紙に書くと、
書かれたことが「事実」なのか、
「事実」と「感情」が混じったものか、
客観的に見れて、わかりやすい。

書かれたことが「事実」なら良いですが、
「事実」と「感情」が書かれていたら、
「感情」を切り離してみてください。

「23時にスタートできなかった」

このように事実だけが
書かれていると、
モチベーションが下がることはないのです。

「良い」、「悪い」でなく「陰」と「陽」

出来たことも、
出来なかったことも、
次にどうつなげるのかが大切です。

出来たことからも学べるし、
出来なかったことからも学べる。

出来たこと、出来なかったことは、
「良い」、「悪い」ではなく、
「陰」と「陽」、
つまり、どちらも必要な物なのです。

出来たことも「〇」、
出来なかったことも「〇」、
起きたことは変えられないわけです。

起きたことから何を学ぶかが、
大切なのです。

だから、
出来たとしても、出来なかったとしも、
結果はどちらでもいいのです。

すべては「〇」。

こう考えられるようになると、
人生楽に生きられるようになります。

そして、
日々成長できるようになります。

諏訪太郎の日々の気づきシェアリング No.28” に対して2件のコメントがあります。

  1. おっくん より:

    諏訪先生へ

     諏訪先生にとって「紙」は心を映す鏡のようなものかなあと思いながら読ませていただきました。なるほど、なるほどと。

     そして『目の前の事実とは、「風が吹いたり止んだり」や「晴れたり曇ったり」するような偶然と同じことで、それ自体に翻弄されてはいけないよ』と教えていただいているのかもしれません。
     日々の生活の中で、うまくいくことよりうまくいかないとことの方が多いとは思いますが、それをも楽しんでおられるように感じます。

     諏訪先生も決して仙人ではないでしょう(笑)けど、今回のコラムのような信念がご自身や周りの人を支えておられるんだなあと。いや、「仙人」とは「凡人」の姿をして頑張ってる人のことを言うのかもしれませんね。またひとつ教わりました。ありがとうございます😊

    1. 諏訪太郎 より:

      おっくんさん、過分なOKメッセージをありがとうございます✨
      なんだか、少し恥ずかしいです(笑)

      お子様についても、話が説明が上手にできない子なんかは、紙にかいてもらうと、頭の中がよくわかったりします。
      また、文字の綺麗さ、筆圧で、感情を感じる事もできます。

      書くこては、精神安定の効果があることも証明されているので、嫌なことほど、書くと色々な気づきを本人も、見る人も得られるのかなと思ってます!

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