「明日から使える SF仕事術」 No.21 諏訪太郎

「大好きだよ」から始まる 娘の叱り方

私は、娘に毎日伝えている言葉があります。
「ゆずちゃん、大好きだよ!」
「ゆずちゃんは、お父さんの宝物だよ!」
という、2つの言葉です。

なぜ、この言葉を伝え始めたかというと、
「お父さんは、いつでも味方だよ」と、
娘に知ってもらいたかったからでした。

でも、最近では、
「お父さん、大好きだよ!」と、
娘が言ってくれるのが嬉しかったりするのですが、
そんな親バカな話は置いておいて。

実は、
「ゆずちゃん、大好きだよ」
「ゆずちゃんは、お父さんの宝物だよ」
と毎日伝えることで、
それが、娘を叱る時に使えることに気が付きました。

なんで、この2つの言葉が、
娘を叱ることに使えるのか。

今回は、そんなお話です。

私が住んでいるアパートは、
玄関の扉を開けると、
10メートルぐらい建物に沿って直線になっていて、
道路に面しています。
T字路のような感じです。

毎回、娘は家を出ると、
10メートルの直線を猛ダッシュで走っていきます。
突き当りの道路が、
交通量が多ければ、ダッシュしていかないと思うんです。

でも、それほど交通量が多くないのを知っているので、
娘もダッシュで飛び出していくんだと思います。

私は、その様子を見て、
毎回ハラハラしていました。

毎回、家を出るときに、
「ゆずちゃん、車来るかもしれないから走って、飛び出さないで!」
と注意するのですが、
「はーい」と言いながらも、娘は猛ダッシュで走っていきます。

もう、コントですよ(笑)

皆さんの家庭でも、こういう場面って、
結構あるんじゃないかと思います。
そんな時、皆さんなら、どうされますか?

親としては、
きちんと叱らないといけませんよね。

この「叱る」ということなんですが、
私の中で、3つの叱り方があるのかなと、
思っています。

この3つを「叱り方の松竹梅」と名付けてみます。

まず、「梅」の叱り方。
「梅」の叱り方は、頭ごなしに叱る方法です。
「なんで、何回も言っているのにわからないの」
「走っちゃ駄目って言ったでしょう」
この方法で叱っても、相手には響かないです。

相手に響かないので、
多くの場合、相手は変わりません。
でも、結構このパターンで叱っているのを
よく見ますよね。

書いている私も、
このパターンで叱ってしまうことも良くあります。

続いて、「竹」の叱り方。
「竹」の叱り方は、理由を説明して叱る方法です。
「車が来るから危ないよね、だから走らないようにしようね」
「怪我をしたら痛いよね、だから走らない方がいいよ」

きちんと理由を説明して叱るので、
相手もこちらが叱っている意図を理解します。

こちらの叱っている意図が、
相手に理解されれば、
行動が改善されやすくなります。

最後に、「松」の叱り方。
「松」の叱り方は、相手に考えさせる叱り方です。

「走らないようにするにはどうしたらいいと思う」
「どんな危険な状態がありそうかな」

など、こちらの意見を押し付けるのではなく、
相手に考えてもらう、相手と一緒に考えるやり方です。

ちなみに、先ほどの娘との話に戻りますが、
私が娘に何と叱ったと思いますか。

「ゆずちゃんは、お父さんの宝物なのは知ってるよね」
「うん、知ってる」

「お父さんの宝物のゆずちゃんが、怪我したり、いなくなっちゃったら、
お父さんどう感じると思う。」

「う~ん、嫌だと思う」
「そうだよね、嫌だよね。」

「じゃあ、お父さんが嫌にならないように、
ゆずちゃんは、どうしたらいいと思う」

「走らないようにすればいい」
「じゃあ、お願いね」

こんな風に叱りました。

この会話の後、
家を出た後、ダッシュしなくなったかというと、
そう簡単に変わるわけでなく、
相変わらずダッシュしています。

でも、なんとなくですが、
道路に出るときは、
少し注意してくれるようになったかなと感じています。

0をいきなり100にするのは、
難しいことはわかっているので、
少しでも娘の心に残ってくれたのなら、
それでいいかなと思っています。

お子さんを叱るのって、
結構大変だなと常日頃思っているので、
同じように感じている人のヒントになれば幸いです。

また、ビジネスなどで応用できる部分があれば、
事例を教えていただけますと嬉しく思います。

「明日から使える SF仕事術」 No.21 諏訪太郎” に対して4件のコメントがあります。

  1. 笠木理恵 より:

    大好きだよ!が、叱る時に使える

    どういう事?と思いながら読み進めました。

    諏訪さんとお嬢さんのやりとり、心が温かくなりました。私も使ってみようと思います。
    とは言っても、子どもはとっくに成人してますがね😅

    子ども達が大人になっても、体調管理についてはついつい気になる私です💦
    大切とか好きと言われて、照れ臭いところはあるかもしれないですが、言われて嫌な言葉ではないような気がします。
    我が家では、少し大人に向けた言葉を探して伝えたいと思います。

    あ、そうそう、体調を崩して、投げやりになっている義母にも使えそうです!

    投稿、ありがとうございました。
    子育て中のママさんたちにもお伝えしようと思います。

    1. 諏訪 太郎 より:

      笠木さん、コメントありがとうございます。

      成人しているお子さんや義理のお母さんにも、
      「大切」、「好き」という言葉をぜひ、伝えてあげてください!
      「大切」とか「好き」とかいう言葉は、
      日本人は恥ずかしがり屋なので言葉に表すことが少ないかもしれませんが、
      伝えられた相手は、必ず喜ばれると思います。
      お子さんや義理のお母さんに伝えた後の反応が楽しみですね。

      今回のことが、子育てママさんにもお役に立てれば幸いです!

  2. おっくん より:

    諏訪さんへ

     諏訪さん、いつもありがとうございます!
    職場の子供たちも諏訪さんの娘さんと同じ年代なので、今回の事例も即実践で使ってみますね。叱るのが下手な私でも取り組みやすいようで、今から子供たちの変化が楽しみです。そしてスモールステップの件も了解です。いつか諏訪さんにご報告できるかもです! 娘さんによろしく❣️

     

    1. 諏訪 太郎 より:

      おっくんさん、いつもコメントありがとうございます。

      私も叱るのが下手で、
      感情的に怒ったり、理論的に怒ったりしても、
      子供には響かないことが多いと思います。
      今回の叱り方を見つけてからは、
      以前よりは上手に叱れているかなと思っているので、
      ぜひ、実践していただけますと嬉しく思います。

      また、実践された結果を教えていただけますと、
      嬉しく思います。

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