「あるもの」をつなぐ No.29 シンイチロウ
解決志向のリズムへ♪
暑い日が続きますね💦 熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
今回は仕事の振りかえり方が仕事の姿勢を決めちゃうよ、という話です。評価面談や進捗ミーティング、報連相などで仕事を振り返る機会があると思います。みなさんはどんな振り返り方をしてますか。ぼくの振り返り方についてみなさんはどんな感想をもつのでしょうか。とても興味があります。ご一読いただいて、ぜひ感想を聞かせてください。
「評価」と聞いてどんな印象をもっていますか?
ぼくは「評価」というコトバを聞くと、「批判」という印象をもっていました。人から評価される=人から批判されるという感じ。みなさんはどうでしょうか。
だから、評価面談ってなんか嫌だなあとか、面倒くさいなあって思っていました。なんでこんな気持ちになるのかというと、やたらと問題点ばかり指摘されるからです。
また、「ここはダメだったから高い成績はつけられない」とか言われて、高い評価をつけられない理由としてダメだったことを持ち出されてしまうこともよくありました。
それって、評価が先にあってダメだったところを探して後付けしてるんじゃないか!なんてひねくれて考えてたこともありました。
こうした評価面談を繰り返していたら、仕事の姿勢も変わってきます。失敗を気にしながら仕事をしてしまうんです。この状態を「問題志向のリズム」としましょう。
問題志向のリズムになっていませんか?
問題志向のリズムになると、どんな姿勢で仕事をするようになるのか。事例がありますので共有したいと思います。
昔、ぼくのグループに中途社員のOさんが入ってきました。前職は問題志向バリバリの職場だったそうです。上司は進捗ミーティングで問題ばかり追求してくる。詰めまくられたそうです。
そんな環境の中で、Oさんにどんなふうに仕事をしていたか聞いてみると、
「失敗しないように低い目標を設定したり、失敗したときは言い訳を一生懸命考えてました」
と言っていました。もっと力を発揮できるはずなのにもったいないですね。
問題志向のリズムはチャレンジする気持ちを削いじゃうし、無駄な思考を増やしてしまうんですね。つまり、半期の評価面談にしても週次の進捗ミーティングにしても、仕事の振り返り方が仕事の仕方を大きく左右してしまいます。
要は、問題志向のリズムはその人の可能性=持っている力を抑え込んでしまうんです。とてもとても残念なことだと思います。
解決志向のリズムで可能性をひらこう!
あなたはどんな評価面談を受けていますか?あなたが上司なら、どんな評価面談をしていますか?
先日ですね、1月から6月の半期を振りかえる評価面談をしました。ぼくは評価面談が大好きです。最もワクワクして意義を感じる時間です。だって、メンバーの可能性をたくさん見つけて、彼らに伝えることができるからです。
ぼくの面談の振り返り方はこんな感じ。
- 自己評価を読んで成功・失敗に関わらず、彼らのこだわりポイントにたくさんのOKメッセージを伝えます。
特に彼らがこだわったところ、つまり大切していたところを見逃さずに「ここはこだわってがんばったよね。努力や工夫したよね。素晴らしいです!」と伝えます。
- さらに、ぼくが観察して良かったことを伝えます。
「ぼくの目線から観察すると、あなたのこういう活動が、仲間や組織や会社に対してこんなに大きな貢献につながったっよ」と伝えます。そして、「それはあなたのこういうところが良かったんだよ」と貢献を生み出すその人の独自性まで伝えます。
- 最後に、今後期待することを伝えます。
「これまで出来たことは続けてね、それと、あなたの独自性を活かしてさらに高い貢献を目指してね。期待しているよ!」という感じです。
まとめると、こうした評価面談を通じて、「自分の努力や工夫が評価されて、組織や会社の貢献につながる自分が気づいてない独自性を知ることで、今後はこれまでの努力・工夫を継続しながら、新たに気づいた独自性をもっと活かせる」ようになります。
評価面談を終えると、例外なく力がみなぎるのを感じます。そして「わたしのことをよく見ていただいて、気づかなかったことまで伝えてもらったことがとても嬉しかった」と話してくれます。
身近にいる上司だからこそ言ってもらえる発言ですね。上司って部下にとってすっごくパワフルなリソースなんです。
こうした評価面談の後、彼らは次の評価までどんな風に仕事をすると思いますか?チャレンジングな目標設定に躊躇せず、努力や工夫を重ねてくれるようになります。だって、成功・失敗に関わらず努力や工夫を讃えてくれますから。
こういう考え方で仕事をしてくれるようになるのが解決志向のリズムです。ぜひ振り返りの機会を活かして試してみてください。会社も上司も部下も三方良しの結果につながると思いますよ。
解決志向のリズムで、失敗を気にせずチャレンジしていく組織に育てよう!
小林さんへ
いつもありがとうございます。
今回は現役時代の苦手だった面談を思い出しながら読ませていただきました。
ほんと苦手。まあ目標未達のこちらにも引け目があるのでしょうけどね💦
前にも書いたかもしれませんが、小林さんのような上司なら人生変わって
いたかもしれないなあ。
今書きながら思いました。
僕って最近、振り返ってないのかもしれないと。ぼけで過去のことも
忘れているのかもしれないですね(笑)
『何かしらの目標があって、それに向かって前進しているようですが
目先の困難に正対するわけでもなく、空から見下ろす感じでもあり、
ゆっくりでもあり、遠回りのようでもあり・・・』のらりくらりでしょうか。
いい加減なもんです。(わかりにくい表現ですいません)
こんな僕でもふたついい報告があります。
ひとつ目は、自治会に問題視されている家族がいます。
周りの人はクレームを言うのですが、誰も近寄りたがらない。
なんとなくわかっていただけるかと思います。
そんな家族を自治会代表として訪問したことをきっかけに
いまではLINEの交換をしています。(おせっかいなんです)
もう一つは、昨年度の自治会長と今年度の自治会長から別々に
来年度の「自治会長になってください」とのオファーをいただいています。
僕がリーダーになったらやりたいことだらけで迷惑かけそうなんですが、
認めていただいているのがありがたいですね。
すぐその気になってしまうたちなので、困ってしまいます。
やはり、人は認めてもらえると頑張れるんですね。 おっくん
おっくんへ
コメントありがとうございます。
自治会のリーダー、いいですね!
必要とされる…最高の喜びじゃないかと思います。
やりたいことだらけってスゴイ笑
なにやりたいんでしょうかね。気になってしまいました。
問題視されているご家族へのおせっかい!?
すでに自治会長のしごとじゃないですか!
地域のすべての住民を孤立させないことも大切かと
思います。それを自然とやってのけるおっくんは
やっぱ自治会リーダーやらなきゃですね!
勝手な感想でした。まだまだ暑い夏が続きますが
共に乗り切ってまいりましょー
なんだろう!
小林さんの言葉って。まっすぐですね。
何の淀みもなく。何の飾りもなく、
ストレートに届く応援歌は
青春してるようだなあ!
おっくん、応援してますよー😊