SF伝道者の四方山話 No.6 青木安輝
ちょっといい気になってみようかな♪・・・と思ったら
自分のいいところをホメられた時にどういうパターンで反応することが多いですか?もちろん内容や相手や状況によって色々なケースがあると思いますけど、とりあえず5つあげてみます。
1.「ホントですか?」ととぼける。
2.謙虚にへりくだる。(やんわりと否定する)
3.お礼や嬉しい気持ちを伝える。
4.「ちゃんと見ててくれたんだね!」とニヤリとする。
5.自分でもまさにそういうところが好きだと積極的に肯定する。
僕は3が基本的に多いかなと思います。内心は4や5であっても、3でとどめておくって感じです。でもね、たまには思いっきり「5」をやってみてもいいんじゃないの!自分肯定全開!!って、ふと思ってしまいました。コロナ禍のせいかわからないけど、なんか最近モヤモヤする感覚が続いているし、自分へのOKメッセージを並べまくったらきっとスッキリするはず!
そこで今年になってからのオンラインSF学習コースに参加した人たちのアンケートから、講師(青木安輝)の良かったところをあげてくださいという質問への回答を並べてみることにしました・・・(このリストは適当に眺めて、その下に飛んでください)
★表情の豊かさが、説明する内容をより分かりやすくしてくださいました。
★声のトーン、幅広さ…ストーリーテラー!です。
★資料に付随する説明(先生のご経験や、ケーススタディ)がより納得度を高めました。
★SFを伝えることが本当に好きで自分の使命と思っているんだなぁ~と感じました。
★自由な場の提供を心がけた態度。
★青木先生の笑顔(研修の緊張感が和らぎました)と明るく、ハードルが低いアットホームな雰囲気。
★質問には、惜しみなく丁寧な答えを返しておられたこと。
★次に取り組むことが明確で、デモセッションもあり、講師としての姿勢を参考にしたい。
★講師の考え方(私見)が取り入れてある部分があり、人ごとのように聞こえず、実践・経験や見聞きした上での考えに説得力があり、共感する部分もあった。
★ソリューションフォーカスが体現された態度や話し方(笑顔含む)。
★受講者が発言したときに、必ず アクノレッジメント/フィードバックをくださること。
★OKメッセージが自然に伝わってきて、「まちがいOK」の安心感が伝わる話ぶりだった。
★ここが大切、ということが分かりやすい、メリハリのある話し方だったという印象です。
★親しみやすくて人間味を感じる。
★丁寧で分かりやすい。速度もちょうどよい。進み具合の確認をしてくれるのもよい。
★一人一人を尊重している。
★雑談が楽しい。安心感がある。
★毎回アイスブレイクで話しやすい雰囲気を醸成した。
★終始受講者に寄り添った話し方だった。
★青木さんの場づくりによって他のセミナーや勉強会とは一線を画したプログラムになっている。
etc. etc. etc.
すみません。自己陶酔に付き合わせようとしてしまって(笑)。
実は、上記のリストはもっと続けることもできたのですが、どこまで行っても期待していたスッキリ感がありません。自己陶酔感まったくなし。一体どうしたんだ!?
本当はこのリストを延々と続けて、その後に「ああ、気持ちいい!スッキリした!こういうのもたまにはいいですね!!」と書いて、シンプルにこの記事を終わろうと思っていたんです。ところがまったくその方向に気持ちが動かない(汗)。
で、色々考えさせられました。そして、気がついたことが2つあります。
一つは、ホメ言葉って「自分もそう思える”具体的な”記憶」が想起されないと、味わいが薄くなるってことです。最近の脳科学的な研究でも、ホメ言葉はその対象となる行為があった時点に近いところで(できればその場で)伝えるのが効果が高いと言われてます。上記のアンケートの回答を最初に読んだ時は、嬉しい気持ちがすごく湧いたのを覚えているのですが、今回リストアップしてみたら、その感覚は湧きませんでした。セミナーを終了してすぐの段階では、自分とアンケートを書いてくれた人との間でのやりとり等をまだ鮮明に覚えていて、「質問にはしっかり答えようとしたなぁ」とか、「確かに親密感が高まるような場づくりを心がけたなぁ」という具体的な記憶が鮮明だったので、それとホメ言葉が響き合う感覚があったのです。ところが今はそれらの記憶が解凍されていない圧縮ファイルのようになっていて、確かにそういうこともあったと思うけど・・・くらいにしか思えないのです。
そしてもう一つ大事なことに気がつきました!
アンケートの他の部分で、「このセミナーを受けて自分にとってこんな良いことがあった!」というところや、「SFの考え方を知って、私は~と思えるようになった」等と、セミナーを受けて得たものに関して書いてくださっているところは、今読んでも嬉しい感じが減衰しないんですよね!自分のことを直接言われているわけじゃないのに、「よっしゃ!」とガッツポーズをしたくなります。その人の生き生きとした感覚が伝わってくるところを読むと、その人のことなのに時間がたっても手ごたえみたいなものを感じることができます。これこそが僕にとってはもっとも実のあるOKメッセージなんだとあらためて実感しました。
自分への過去のホメ言葉を並べて気持ちよくなろうとする試みは見事失敗しましたが、何が本当に大事なことなのかに関して、じっくり味わいのある思索を深めることができた気がします。
あぁ、今日もいい日だ♪
青木先生へ
コメントニストも週休2日制になって忙しくなってしまい時間がかかってしまいました😅
コラムを拝読していくつか思い浮かぶことがありました。聞いていただけますか?
まず、青木さんとの出会いに感謝ということです。オンライン受講生の皆さんが仰るように青木さんご自身がSFを体現されていて、ご一緒するうちに自然に共鳴されてしまったようです。SFそのものも元々人間に備わる性質を利用するのなので多くの受講生に受け入れやすいのも頷けます。
私自身のことですが、SFと出会う以前から人との交わりを大切にしてきたわけですが、SFの考え方が自分にしっくりくるだけでなく、その行動にもより積極的に楽しむことが出来ていると思っています。自身の内面や行動の裏付けが見えたと言えばお分かりいただけるでしょうか。おそらくこのことは言葉は違えど多くの人の共通点ではないでしょうか。
このコメントはまだ続きます😁
“コメントニスト”ですか!確かにその肩書合ってますね。いつもありがとうございます。
まだ「続く」とのことなので、それをお待ちしております。
つづきです。
文章は青木先生お得意の心の風景の描写ですね。このように細かく心の中を描くことで受講生(読者)は容易にその風景を自身の心の中に再生することができるのだと思います。とても有効な手法だと思います。
このように的確にしかも意図的に表現が出来るようになるには青木さんの経歴を改めて見返してみてもわかるように、これまで何万人という方々とのコミニケーションを続けてこられた賜物ではないでしょうか。
そしてその経歴によると大学から現在に至るまであたかもそれはソリューションフォーカスの種をこの世に蒔く使命を持ってその道を歩んでこられたように見えます。ひょっとして八王子でご両親のもとに生まれた時から始まっていたのかもしれませんね。
自分の発する言葉や表情、行動が周りに良い影響を及ぼすというのはとても嬉しいものですよね。そしてその人が未来に向けて前に歩き出せるのであればより嬉しいです。
その数万の蒔いた種があらゆる方面で発芽し、成長し、花をつけ、そして実を結んできている事は動かしようのない事実だと思いますし、あちこちで笑顔の輪が広がっているように確信いています。
最後に青木先生のFPがどのような姿なのかは想像もつきませんが、100年後にこの地球上にソリューションフォーカスの輪が広がっている事を願う一人であります。きっとその時は八王子に青木安輝生誕地として銅像でも建ってるかもしれませんね。益々のご健闘をお祈りしております🤗
このコラムをお読みの皆さんは、青木先生やSFとの出会いをどのようにとらえられているんでしょうか。お聞きできたら嬉しいです。
つづくかも(^^)
コメントニストおっくん、嬉しいメッセージをありがとうございます!
「その数万の蒔いた種があらゆる方面で発芽し、成長し、花をつけ、そして実を結んできている事は動かしようのない事実だと思いますし、あちこちで笑顔の輪が広がっているように確信しています。」
↑こう書いてくださったところを読んで、自分がやったことが波紋のように広がって、うまく響き合うところではそれが増幅されているのだろうと思えました。
100年後の銅像は期待してないですけど、そのくらい人間の基本的な欲求や希望と響き合って誰もがSF的なことを普通に考えるようなレベルの仕事をこれからも続けていきたいなあと思います。
おっくんにはいつも応援されている感じがしています。ありがとうございます!
応援ではなくて、兄貴が撒いた種のひとつとして、5期生らしく生きていきたいと思っているだけでござる😊
丈夫な多年草ですね(笑)!