アプリシエートに参加するための事前準備ワーク

「プレセッション・ワーク21」とは何か?

アプリシエートに関心を持たれた皆さんは、「自分のことを語る」そして「人の語りを聴く」ということに興味があるはずです。しかし・・・

体、自分が語りたいことって何だろう?

という問いにまず直面すると思います。これまで生きてきた軌跡は、きれいに整理されているわけでもないし、無意識の奥にしまわれている部分の方が多いはずです。誰でも普段は何十年の人生体験のほとんどのことを忘れていますし、そもそも一度も言語化しないままの感情や想いも無意識の中に相当蓄積されているのではないでしょうか。過去のことだけでなく、未来に向けた様々な想いも“表現されていないまま”の場合が多いでしょう。

「自分を語る」というのは、事実を客観的に正確に並べるレポートではなく、むしろ創作に近い一種の編集作業です。膨大な過去の出来事の記憶や様々な思考や感情の中から、何を選んで言葉にするのか・・・。その選択自体が自分の何かを表していますし、語ってみたら、どうも自分は心からそう思っていたわけではないことに気づいたり、矛盾したことを同時に思っていることに気づいたり、語らなければ平穏であった心の中が一時的には乱れるかもしれません。しかし、あえてそのカオスに自ら飛び込んでいき、すべったり転んだりしながらも、語り続けた先に「ああ、自分が本当に思っていることはこれかもしれない」と思えるようなしっくりくる言葉が表出される可能性があります。それが自分語りの醍醐味なのかもしれません。

何を語ることが正解(適切)なのかは、話してみるまで本人も含めて誰にもわかりません。膨大な自分史や未来への想い、それらに伴う思考や感情の中から語る内容を選ぶのは大きなストレスですが、それは今まで味わったことがないかもしれない自由な感覚を味わうチャンスでもあります。そのチャンスを活かすための助走路が「プレセッション・ワーク21」です。

自分の「意識&無意識」の中にあるものを自分なりに掘り起こしてみるための21項目のワークの中から2つ以上選んで取り組んでいただくことが「アプリシエート」への申込条件となります。つまり参加申込をする段階で既に自分のことを振り返る作業をある程度進めていただくわけです。これを実行することで、プログラムに参加してから「何を話したらよいかわからない・・・」という状態になることが避けられるますし、単純に自分のことを振り返ることが楽しくなることでしょう。「このことについて話してみたい!」「このことにまつわる自分の気持ちを表現してみたい」「漠然と望んできたことを具体的なイメージにして話してみたい」等と感じられることを見つけたり、自分の人生の捉え方に関しての再発見を促すきっかけとして「プレセッション・ワーク21」をご活用ください。

もしかすると、これらのワークに取り組んでみるだけで、アプリシエートが目的としている「自分の人生を深く味わう」度合いが上がるかもしれません。「参加する前からもう“アプリシエート”し始めちゃった!」と思えた方は、ぜひご自分のペースでアプリシエート体験を深めてください。そしてその体験を分かち合うためにご参加ください。お待ちしてます!

「プレセッション・ワーク」一覧

(各項目の詳細は本文でご確認ください)

1.「これまでの半生の年表」を書いてみる

2.「本当にお気に入りのモノだけ」を目の前に並べてみる

3.「スパークリングモーメント」リストをつくる

4.「昔の日記(やその他自分が書いた文章)」を読む

5.自分の「聖地巡礼」をしてみる

6.「また会ってみたいと思う人」に連絡を取る

7.「等身大の自分てどんな自分?」と自問する

8.「ファクトチェック」:

9.「若い頃の夢」を思い返してみる

10.「バケットリスト」を書く

11.「自分の訃報記事」を書いてみる

12.「会ったことないけど会ってみたい人」に思い切って連絡を取る

13.「気になっているワード」を検索してみる

14.生成AIと「自分について」の対話をしてみる

15.「私小説」を書いてみる」

16.「自分史」を書き始めてみる

17.「断捨離」をする

18.電話帳、SNSの友達、その他の「つながりリストから使ってないものを捨てる」

19.アプリシエートに「参加したいと思っていることを誰かに話す」

20.「やったことないこと」に挑戦する

21.「新しいコミュニティー(集まり)」に参加する

「アプリシエート」に参加希望される方へ

★下記の21項目のワークの中から自分が興味が持てるもの、やってみたくなったものを最低2つ以上選んで実行してください。そして、それに取り組むプロセスの中で色々な想いが湧いたり、様々な発見があるはずです。それらをメモしてください。メモの内容の内、自分だけにとどめておきたいものは除き、あとはそのまま参加申込時に送っていただきます。

★メモの量、書き方、内容についての規定はありません。きちんと整理してレポートのように書く必要はありません。あくまでも「メモ」ですので、起承転結がついていなくて良いので、自由に書いてください。単なる思いつきの連続であったとしても、自分の意識の中を掘り起こして、自分が表現したい領域や具体的な内容を見つけることにつながるはずです。

★「どうしても書くのが苦手」という方は、メモを書く代わりにしゃべって録音したデータを送っていただくことで代用していただく方法もあります。スマホの録音機能と通信機能を使えば意外と簡単にできるはずです。

★送っていただいたメモは主催者が読ませていただくだけで、ご本人の許可を得ずに第三者に公開することは絶対にありません。

★どのワークも完遂すること自体が目的ではありませんので、途中までやってみたところで「自分にとって十分に意識の掘り起こしができた」とか「語りたいことが見つかった」と思えた場合は、ワーク自体はそこまでで終わりにしてもかまいません。そして、そのメモを書くことを楽しんでください。

★この21項目の内容をご覧になって、そのまま実行するよりは、内容を少し自分なりにアレンジしたいと思ったら、どうぞご自由に!これならやってみたいと思えることが大切です。

「プレセッション・ワーク21」の各項目説明

以下の21項目にまず目を通してみてください。そして、関心が湧いたもの、実行したくなったものの中から2つ以上選んで、実際にやってみてください。興味が湧かないものは無視していただいて結構です。

1.「これまでの半生の年表を書いてみる」:

何十年間の数え切れない体験の中から、何を年表にいれたくなるかは、自分の人生観を表すはずです。複数のバージョンをつくっても面白いかもしれません。「~時代」という区切りを入れたくなった時にどのようにくくるのかも自分の人生の捉え方を表すはずです。

2.「本当にお気に入りのモノだけを目の前に並べてみる」:

本、過去の写真、よく使ってきたモノ、思い出の品、好きな曲の歌詞やジャケット、その他の自分の持ち物の中で、今でもそれを見ただけで、あるいはそれを手にしただけで気持ちがプラスに動くものだけを10~20個くらいに厳選して一目で見えるように並べたら、何が見えるでしょう?あまりにも多くて選びづらいという場合には、本だけとか写真だけとかに絞っても良いかもしれません。私の場合、心からもう一度読みたいと思える本だけを棚からおろして並べてみたら、意外と少なくてビックリしたのと、それらの本が示す傾向に一貫性があったことがとても面白い発見でした。

3.「スパークリングモーメント」リストをつくる:

自分のこれまでの人生の中で、自分が輝いている瞬間(自分らしい瞬間、感動した瞬間、なりたい自分になれている瞬間、その他)と思える場面を思い浮かべ、リストアップしてみるという作業です。詳しい内容を書く必要はありません。自分のことで「『すごい!』『えらい!』と思えたこと」「小さいけど大切にしたいこと」「思わず笑顔になること」「これが自分の真価だと思えたエピソード」などを書き出してみます。

4.「昔の日記(やその他自分が書いた文章)を読む」:

私の場合、以前実家の整理をしていたら、高校生の頃の日記が出てきました。これが超恥ずかしいシロモノなのですが、勇気を奮って少し読んでみました。あれから自分は変わったなあと思うことと、相変わらずだなあと思うことと両方あって、とても面白かったです。仕事上で書いたことや、何かの会報等に寄稿した文章、誰かに書いた手紙の下書き、その他様々な形で、その時の自分の想いが表現されているものに触れた時に、今の自分が逆照射される可能性があります。

5.「自分の『聖地巡礼』をしてみる」:

好きな映画のロケ地にいく等の「追っかけ」的な意味あいではなく、自分にとって意味があった場所を再訪するということです。生まれた場所、通った学校、大事な人と出会った場所、勤めた会社、成功体験と関連ある場所、難関を乗り越えたことと関係ある場所、その他いろいろな意味あいの「聖地」があり得ますね。ただ思い出すのとは違って、実際にその場に行くと、蘇ってくる色々な想いがあるかもしれません。一か所だけでもいいし、いくつか巡ってみるのも面白いでしょう。

6.「あの人にまた会ってみたいと思う人に連絡を取る」:

幼馴染、小中学校の同級生、学生時代に一緒に活動をした友人、自分に影響を与えた人、尊敬していた先輩、お世話になった人、初恋の人(うわっ、赤面する・笑)、仕事を教えてくれた人、親戚、その他今まで会ってきた人の中から、なぜか今でも時々思い出す人、なんだか気になっている人に連絡を取ってみると、意外なフィードバックが返ってきたりします。自分は成長して変わったと思っていたけど、高校時代の友人から「お前は前からそうだったよ」なんて言われたことがあります。それはとても嬉しかったですね。メール、電話、手紙、SNS等、色々なやり方があるので、これならやれそうと思う回路を見つけるといいですね。そして、「今度会おう」なんてことになったら、色々な“自分”の再発見があるかも。

7.「『等身大の自分てどんな自分?』と自問する」:

誰でも表向きの顔と自分しか知らない顔の両方があります。一人前の社会人として頑張ってきた時間が長い分だけ、表向きの顔だけが自分だと思い込んでいるかもしれません。素の自分てどんなことを思ってるんでしょうね?いい悪いは置いといて、等身大の自分てどんな自分なのか・・・と自分に問いかけてみたら、どんな考えや感情が湧いてくるでしょう?湧いてきた言葉やフレーズ、イメージ等を書き留めてみてください。

8.「ファクトチェック」:

「自分の現在」に関する事実を列挙してみる。身長、体重、健康診断の結果、家族の状態、預金通帳の内容、仕事の内容、年賀状の数、SNSでつながっている人の数やその内訳、時間の使い方(平均して何にどのくらい使っているか)、毎日何を食べているか、その他何でも自分に関する「事実」と思われることをできるだけ多く確認してみると、大事なことに気づくかもしれません。逆に、そんな「事実」はどうでもいいって気持ちになる可能性もありますね(笑)。

9.「若い頃の夢を思い返してみる」:

「ミュージシャンにあこがれた・・・でも才能がないことがわかったのであきらめた。」これは普通によくあることです。でもその夢だったことを「音楽を楽しむ」と広くとらえると、今からでも叶えられることは色々あるはずです。ちなみに私の場合、あるきっかけでボイストレーニングを受けてみたら想像以上に面白くて、コーラスグループをつくり、知り合いだけを集めたミニLIVEを敢行しました。というとカッコよく響きますが、下手の横好き程度のことです(笑)。ただ、やってみて小さな幸せを感じたことは確かです!何をやりたい、何になりたいと思っていたか・・・書き出してみると、心の底にしまっているものが見えてくるかも。

10.「バケットリストを書く」:

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが主演した映画”The Bucket List”が有名ですが、バケットリストとは、死ぬまでにやっておきたいことを書き出したリストのことです。同じ「やりたいこと」でも、「死ぬまでに」という条件がつくと、書くことの内容が変わってくるかもしれません。「24時間後に」「3日後に」「1週間後に」「1年後に」などと、死期を限定して発想すると、よりシャープな感覚で自分の優先順位が見えてくるかも。

11.「自分の訃報記事を書いてみる」:

縁起でもない!と怒らないでくださいね(笑)。これはある本に書いてあったワークで最初はちょっと抵抗を感じたのですが、やってみたらとてもスッキリと自分のやりたいことが見えた感覚がありました。訃報記事というのは、なぜ死んだかの記事ではなくて、その人がどんな人生を送ったのか、どんな大切なことを遺したのかについて敬意をこめて書く短文なのだとあらためて認識しました。何歳で往生したという記事にしたいですか?

12.「会ったことないけど会ってみたい人に思い切って連絡を取る」:

スポーツ選手、作家、音楽家、芸術家、活動家、政治家、学者、何等かの意味あいの有名人、人から噂を聞いたすごい人、興味がある分野の専門家など色々な人に関する情報に接してきて、この人に会ってみたら面白いだろうなあと思ったことは誰でもあるはずです。そんな人に思い切って連絡を取ってみる・・・と考えただけで、ドキドキわくわくしませんか?相手にされないかもしれないし、丁寧なレスポンスがあるかもしれない。でもそんな結果は、ある意味どうでもよくて、連絡を取ってみようとする際に「どんな言葉で何を伝えるか」と考えることがとても面白いプロセスになるでしょう。

13.「気になっているワードを検索してみる」:

僕はこの「アプリシエート」を企画する中で、「自分語り」というキーワードは一般的にどう思われているのだろうと気になり、検索してみました。すると、否定的な意味で「自分のことばかり話そうとする人への対策」みたいな記事が多くあがってきました。誰でも一方的に他人の話しをずっと聞かされるのは嫌ですよね。そこで「自分語り」をする場には「人の話しを聞きたい」と思う人が聞き手として必要なんだとあらためて認識できました。これは「自分語りプログラム」ではなくて、「自分語りを聴き合うプログラム」なのだと意識することがとても役立ちました。やりたいことがあるけど、気になっていることがあり、なかなかそれを前に進めることができない等という場合、ネット上にその「気になっていること」関連でどのような情報が飛び交っているのか探索することは参考になるかもしれません。

14.「生成AI(ChatGPT等)と『自分について』の対話をしてみる」:

固有名詞や現在時点の事実等に関しては、出鱈目なことを返してくる可能性が高いAIでも、人類が過去に使ってきた言葉の中で、求められている内容に関してもっとも妥当な(まじめでまともな)ものを選んで適切な順番で並べることは得意なので、「自分の人生を振り返ってみたいけど、どうしたらいい?」とか「自分は・・・な状態なんだけど、これから先どう生きるのがいいだろう?」等とシンプルな質問から始めて、やりとりを続けてみると、意外と自分の考えを掘り下げることに役立つかも。

15.「私小説を書いてみる」:

完結しなくてもいい、出だしだけでもいい、あるいは前後の脈絡を無視した一場面だけでもいいと考えて、事実を織り交ぜたフィクションとして自分を主人公にした小説風の文章を書いてみる。これは僕は何回もやってみました。すぐに挫折して長くは書けなかったですが、色々な気づきはありました。なぜか不思議と主人公の名前を当時嫌いだった父の名前にしたくなって、色々考えたりしました。事実よりも鮮明に自分のことが表れたりするかもしれません。

16.「自分史を書き始めてみる」:

1の「半生年表を書いてみる」に似てますね。しかし違うのは、年表は事実の箇条書きなのでシンプルにできるのに対して、「自分史」となるとそれらの出来事への解釈なども言語化されるので、相当長い文章になります。書き始めて挫折する人も多いようです。僕も頭の中ではやっていても実際に文章にしたことはありません。だからあえて「書き始めてみる」としました。冒頭の文章あるいは「前書き」をイメージするだけで、自分の人生の捉え方が見えてくるかもしれません。書くことが好きな方なら、始めてみたら面白くてどんどん書いてしまった・・・なんてことになる可能性もあるでしょう。

17.「断捨離をする」:

物の断捨離、人間関係の断捨離、関心事の断捨離など色々な切り口での断捨離があり得ます。物でも、洋服だけとか、本だけとか、あるいはさらに限定して、下着だけとか、実用書だけとか限定した範囲なら手がつけやすいでしょう。アプリシエートの準備という意味においては、断捨離が完璧に成功しなくても良いのです。断捨離に取り組み始めるだけで、自分のこだわり、執着、指向その他普段無意識でいることが浮かび上がってくるので、そこに意味があります。

18.「電話帳、SNSの友達、その他の『つながりリスト』から使ってないものを捨てる」:

これも断捨離ですね。何かの時に必要かも・・・また会いたくなるかも・・・などと、なんだかよくわからない理由でとっておいたものを気持ちよく手放せた時の解放感は、未来に向けてのエネルギーに転換します。何かの必要があれば、今はいろいろな方法でまたその連絡先を見つけることは可能です。取っておかずに手元に置くものは最小限にするのが、現代社会を軽快に生きるコツなのかも。誰なのかまったく思い出せない名前が沢山入った電話帳はゴミだらけの家のようなもの。必要な人だけの電話帳にした時の軽くなった感覚は機動性を高めるでしょうし、そのプロセスで色々な気づきがあることでしょう。

19.「アプリシエートに参加したいと思っていることを誰かに話す」:

「今度”アプリシエート”ってのに参加しようと思ってるんだ。」と伝えた相手から「アプリシエートって何?」と聞かれたら、何と返しますか?「何でそんなもんに参加したいの?」と聞かれたら?もしその相手があなたの話すことに興味を持ってくれる人だったら、その時点でアプリシエートが始まっちゃいますね。自分一人で書き留めるのとは違って、目の前の生身の相手に話す際には、ちょっとした見栄とか羞恥心とか承認欲求とか、いろいろなノイズが湧いてくるかもしれません。しかし、それらの奥にある自分の欲求とはどのようなものなのか、自分にせまってみる良い機会になるかも。普段親しい人が良い相手であるとは限りません。こんなことを話せる相手は誰なのかを探すプロセスも興味深いでしょう。

20.「やったことないことに挑戦する」:

「挑戦」なので、「いつもと違う道を通る」レベルのことよりもう少し難しいことに挑みます。エベレスト登山はなかなか難しいかもしれませんが、例えば、友人としかカラオケに行ったことがない人は一人でカラオケスナックに行って知らない人たちの前で歌ってみるとか、今から新しい外国語を習い始めてみるとか、本格的な「〇〇料理」をつくってみるとか、着たことがないけど一度は着てみたかった(ちょっと恥ずかしい)種類の洋服を着て街を歩いてみるとか、いつものおしゃべり仲間に「人生の意味」についてどう思うかといきなり哲学的な投げかけをしてみるとか(笑)。それで新しい人生が開けるわけじゃないですが、同じパターンを繰り返すだけになっていた脳みそには「まだまだ色々できるね」というメッセージが送れます。「やりたいのに躊躇していることリスト」をつくるのも良いかも!

21.「新しいコミュニティー(集まり)に参加する」:

新しい人間関係をつくると言い換えることもできます。趣味の会・社会活動の会・ボランティアの会・SNS上の同好のグループ等既存のサークルに参加する、旅に出る、行きつけの居酒屋以外で会話が弾みそうなところを探す、学校に入学する、講座を受講する等いろいろな方法があり得るでしょう。こういう種類の人とは今まで話をしたことがないなんて人と出会うことで、新たな自分を発見することもあります。いきなり本格的にメンバーになるのはリスクがあるので、最初はオブザーバー的な立場で参加させてもらうのも良いでしょうし、参加してみて合わないと思ったらさっさと去ることも大事です。それができることが現代社会のある意味良いところかもしれません。今周りにいる人を大事にすることはとても大切なことですが、会いたいと思える人を探しに行くことも大事ですね。

プレセッションワーク実行後の「気づきメモ」の送り先

さて、どうでしょう、どれをやってみたくなりましたか?ここに書かれたことに近いことを既にやっている場合もあるでしょうし、他にも日記をつけるとか瞑想をするとか、自分の意識世界を探索するための既存の方法を思いついたかもしれませんね。あるいは、他の誰もやっていないかもしれないあなた独自の方法もあるかもしれません。

これら21項目以外の方法で「自分語り」の事前準備をしたいという方は、どうぞその方法を活用して、その結果気づいたことをメモしてください。「アプリシエート」プログラムに参加して、「自分の人生を深く味わう」作業は、上記のリストの中にあること、あるいはそれ以外の自分なりの方法を実行して、そこで気づいたことや思ったことを言語化する(メモする)ところから始まります。

但し、やり始めて“ノリ”が感じられない場合は、どんどん捨てちゃってください。これは面白いなと思えることが大事です。そして、最終的には2つ以上の項目に関して実行した感想のメモをそのまま(整理する必要はありません)メールにて送ってください。当たり前ですが、アプリシエートに参加希望されない場合は、ご連絡をいただく必要はございません。

メールの件名を「アプリシエート参加申込希望」として、本文に「氏名・職業・連絡先電話番号」と「アプリシエート参加によって期待していること」を”できるだけ詳しく”(目安として300~1000字程度)記載し、「メモ」を添付して送ってください。記載内容およびメモを拝見し、アプリシエートが提供できることと期待されていることにミスマッチがないことを確認した上で、正式な参加申込書をお送りします。ミスマッチが懸念される場合は、こちらからお尋ねして確認させていただきたいことを質問の形で返信させていただきます。「メモ」を送ってくださった段階では、まだ正式な申込受付とはなりませんので、ご注意ください。

★メール宛先: aoki@solutionfocus.jp 青木安輝まで

あなたがどのような人生を送ってきたのか、そしてこれからどのような人生を送りたいと思っているのか、そのことを見つめ直す大切な時間を共有していただけることを楽しみにしております!