ソリューションフォーカスNEWS 1月23日号

■”講師満足度”100%以上の研修■

こんにちは。ソリューションフォーカスの青木安輝です。ステイホームが強く推奨された年末年始は皆さまいかがお過ごしだったでしょうか?私は人生で初めて初詣にいきませんでした。ただ、昨年出雲大社で購入した小さな神棚をお祀りし始めたので自宅で神様に新年のご挨拶をしたことにしましたv(^o^)

さて、今号タイトルの「講師満足度100%以上の研修」ですが、これは昨年11月~12月の2か月間にリモートで実施したある自治体での新任監督職対象SF研修のことです。”受講者”満足度の間違い?と思った方も多いと思いますが、間違いではなく、私の実感を込めたタイトルです。受講者の満足度も大変高かったのですが、何%と言える形では集計されていないので、受講者レポートを読んで喜んだ私自身の満足度を表現させていただきました。これまでにいい研修をしたと思えた時に自己満足度を聞かれたとしても、なかなか100%と言い切ることはできなかったと思います。しかし、今回100%以上と言い切れるのは、講師の期待や想定とは全く違ったそれ以上の反応を受講生の皆さんから貰えたからです。

「完全リモート」というやり方によって、今まで想定すらしなかった感動と発見があり、研修に対する視点が大きく変わってしまうインパクトがありました!この成功事例は「たまたま」運が良かっただけなのか、それともこのやり方に大変有効な「普遍性」があるのか、それはまだなんとも言えません。そこで、この事例を皆さんと共有して、何が良かったのかを一緒に確認するオンライン学び合いワークショップを開催することでその答えを求めたいと思いました。参加費は無料です。日時等の詳細はこのニュースの末尾に掲載します。自組織へのリモートSF研修導入を検討したい方、リモート研修の形を色々工夫したいと思っている方、単に青木の話を聴いてみたいと思った方、どうぞご参加をご検討ください。

研修の内容は以下の通りですが、”かなり”の長文です。これを読んで面白いと思っていただけたら、学び合いワークショップにご参加いただく価値は大いにあります。どうぞご一読を!

■■「完全リモート版」SF研修講師体験記by青木安輝■■

「完全リモート」とは、対面はもちろん画面上でも講師と受講生が一度も直接会うことがなかったという意味です。30名以上の受講者も全員集合することなく、講師が作成した講義動画を各自が視聴し、その後4人の小グループ単位で90分~120分程度のコミュニケーション実習を自主的にした後で、レポートを提出。それに対して講師総評が配信されるというサイクルを約2か月の間に3回ほど回すという形式でした。

これはもともと集合対面で1日かけて毎年実施されていた研修でした。昨年度はコロナ禍の中、リモートでできるだけそれに近い効果のある形で実施できないかとご要望をいただきました。最初はZOOMで各自パソコンの前に居てもらうか、会議室に集合してもらい、スクリーンに講師映像を投影してもらう形を考えました。ところがそのどちらもお客様の都合やコロナ感染対策上実施不可能であることが判明しました。そこで、苦肉の策として考えたのが上記のやり方だったのです。

事前に受講者リストをもらいましたが、会うこともなく顔を見ることもないわけですから、名前だけ見ても個人認識ができません。SF研修の良さは双方向のライブなやり取りをする体験型であること、そして講師の質の高さは受講者の皆さんの反応に合わせて、集団力学をうまく利用しながら効果的に進行できることで示す、と私は何の疑いもなく考えていました。ですからこのような”非接触型”の研修では効果の低い、単にやっただけという”アリバイづくり”研修になるのではと危惧しました。

そして、とうとう第一回目の動画(約40分)配信から3週間たったところで、最初の受講者レポートが全員分メールで届きました。添付ファイルをあけるのは正直怖かったです。しかし恐る恐る開いてみると・・・期待以上の素晴らしい内容でした!

第一サイクルの講義動画内容は、「この研修における『有効な』学び方」「SFコミュニケーションのフレームワーク」「プラスの眼鏡」「創り出したい成果」と、ほぼイントロダクション的な内容で、あとはグループ実習に関するやり方の指示でした。レポートを読むと、個々の内容をしっかり受けとめて理解してくれたことがわかるコメントが多く、しかも既に実際に職場や家庭で実践した内容を書いてくれたものがいくつもありました。ある方はこんな風にコメントしてくれました:

「第1サイクルを終えただけですが、この研修を受講することが出来て、自分自身とても日常で活かせる機会の多い内容であると実感しています。もっと早く受講したかったと思いました。第2サイクルも楽しみにしています。」

えっ、ホント!?今まで1日研修で提供していたコンテンツの内、まだ3分の1も出してないし、講師に直接会ってもないのに?と、思わず声に出しそうになるくらいビックリしました。恥ずかしい話ですが、講師の力というものに関して自分の勘違いがあったのかなと考え始めました。いや、受講する側の人々に関する誤解だったかもしれません。「組織の研修なんてものは積極的に参加する人は少なくて、講師が直にうまく誘導しないと、内容がインプットされず効果なし」という誤解です。

第2サイクルと第3サイクルの配信動画はそれぞれ90分程度と1回目よりは長くなりましたが、3回分合計しても3時間40分くらいです。集合1日研修だった時は正味7時間で講義部分は4時間以上あったと思われますので、講師の声を聴いた時間は、リモート版の方が少ないことになります。小グループでの実習も自主的な進行なので、巧拙にバラつきがある可能性も高いと思われました。それなのに、2回目、3回目と受講者レポートの内容が良くなっていきました。

レポートと言っても、考えたり調べたことをまとめて書くようなものではなく、実際に実習をした時の気づきや研修期間中に職場や家庭でSFを実践した内容およびそれを振り返った上での考察を書くという実践的な内容でした。単に「正解」らしいものを書けば良いものと違い、少しでも行動が伴っていないと書けなかったはずです。ですから、作文の上手い下手ではなく現実の世界で実際にコミュニケーションの持ち方や対人関係の捉え方等に好ましい変化や成果を創り出したことが、読めばわかるものでした。一人としてテキトーに文字を埋めただけのようなレポートを出す人はいませんでした。感動です!

大変喜ばしいことではあったのですが、講師というアイデンティティーを持つ自分の視点からは妙な感じもありました。講師との接触が直接ないのに受講者側に好ましい変化が従来の研修以上に多く見られたことをどう評価してよいのだろうと、とまどいを感じたわけです。自分はライブで肯定的な雰囲気を作るのがうまいから良いSF研修ができると思い込んでいたけど、それは幻想だったのだろうか?あるいは受講者レポートは何等かの理由で”盛って”書いている人が多いだけなのか?しかし、担当者の方に伺うと受講者の反応がとても良いとストレートに喜んでおられました。これは夢ではない・・・。

最後の受講者レポートには、数多くのお礼コメントが書かれていたのですが、一つだけ紹介させていただきます:

「入庁してから受講した研修の中で断トツ1位でよかった。仕事やプライベート、今後の自分の人生までもSFを意識するだけで、よりよい未来を描ける気がした。コロナによってグループだけで研修をすることになったが、それもよかった。研修ってグループ発表が多いので結局『かっこいい答え』を考えたりしてしまうが、今回は気取らずに普段感じたことや些細なことだってグループの中だけで気軽に話せたので、純粋な素直な気持ちで研修を楽しむことができた。主査だけでなく、受講したことがない監督職以上の職員や管理職の方々にもぜひ受けていただきたい研修だと強く感じた。」

いやあ、これを読んだ時は心底嬉しかったですねえ。他にも嬉しいコメントが沢山あって、今回は講師満足度100%超と思えたわけです。但し、以前のような1日の研修をうまくやり終えたという研修直後の「やった感」とは違うのです。全員にソリューションフォーカスをちゃんと受け取ってもらえた!という実感と言った方が近いと思います。今回の研修の成功要因は何だったのだろうかと、自分なりに色々想いを巡らせて分析してみました。

詳しい研修の内容と自分の考察はZOOMでの学び合いワークショップの中でお話させていただくとして、一つだけここでお伝えしたいことは、人は持たされたモノより、自分の手を伸ばして取ったモノの方がそれを活かすことができる確率は何倍も大きいのだろうということです。そして研修講師は、相手に渡すモノがいかに価値が高いモノであるかを説得するための工夫以上に、それを受講者が自分から手を伸ばして取った感覚になるように研修をデザインすることが重要なのではないかということです。ここまで読んで興味が湧いた方は、是非下記のZOOM学び合いワークショップにご参加ください。

★ 青木安輝と学び合おう!「完全リモート版」SF研修 ★

☆日時: 2月6日(土)午前10時~正午

☆形式: ZOOMミーティング

☆料金: 無料

☆定員: なし(参加者多数の場合、発言機会に制限有)

☆内容: 「講師満足度100%超えを経験した研修の解説」「配信動画の一部視聴」「研修資料の一部閲覧」「質疑応答および意見交換」

◆参加申込方法:メールにて下記の通りお申込みください。

☆送信先メールアドレス: aoki@solutionfocus.jp

☆件名:青木安輝と学び合うWS

☆本文:氏名、電話番号、参加の動機☆締め切り:1月中にお申込みください。

◆ZOOMアクセスリンクは、申込者の皆さんに2月3日頃にお送りします。皆様と学び合いの時間が持てることを楽しみにしております!

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