「リフレクティングチーム」とは何か

リフレクティングチームは一言でいえば、「解決支援グループプロセス」ということになります。「3人寄れば文殊の知恵」という言葉が昔からあるように、一人だけで考えているよりも数人で集まって話してみると、自分の思考法とは違った“多様”な考え方に接することができ、その中からおもいもかけなかった解決のための具体的方法が見つかることがあります。

但し、集まった人間同士のコミュニケーションの焦点の当て方によっては、解決どころか益々問題が大きく感じて無力感を増幅する可能性もあります。このセッションではソリューションフォーカスの考え方でシンプルに組み立てられた方法で、短時間の割に有意義な結果をもたらすグループプロセスを体験します。まさに「人の多様性を活用する」方法と言えます。

*ここで紹介している「リフレクティングチーム」は、T. Andersenのアイデアを基にして、汎用性の高い短時間のフォーマットにまとめたBSG(Bristol Solutions Group)のSolution Focused Reflecting Team Structureを翻案したものです。(”Positive Approaches To Change” McKergow & Clark, 2004)

体験者の声

「オンラインならではの手軽な空き時間で、自分の仕事の課題についての様々なアドバイスが貰える。」
__T.S.さん(自動車メーカー勤務)

「課題の解決のヒントだけでなく、課題を持っている自分を客観的に見る(感じる)ことができる。体験することで自分の心が変わる。課題解決以上にそれが大きなポイント!」
__R.S.さん(医療系研修講師

リフレクティングチームの進行ステップ

主役: 自らの課題を提示し、解決策のアイデアを求める人
リフレクター: 質問をしたり、アイデアを提供する人

1.主役による課題の説明(1~2分)

2.リフレクターによる明確化の質問(3~6分)

3.OKメッセージ:主役への共感や賞賛の言葉(1~2分)

4.リフレクティング:アイデア出し(4分以上)

5.主役による実行アイデアの発表(1~2分)

時間はあくまでも一つの目安で、さらに長くすることができますが、
限られた時間を効率よく使って主役の解決視野を広げることを目的
とすることでこのプロセスの良さが活かされます。

   白い小熊ちゃんが主役で、茶子熊ちゃんがリフレクターです。

オンライン「リフレクティングチーム・セッション」の概要

◆定員: 3名(最小催行人数2名) SFの基礎知識があることが望ましいです。

◆時間: 2時間(2名の場合は30分程度短くなります)

◆開催方式: ZOOMミーティング

◆内容: やり方の説明、実習(全員が交代で主役とリフレクターを体験します)、振り返り

◆進行: 青木安輝

◆料金: 5,000円(税込)

備考:このセッションは大きな課題全体を解決することを目指していません。ちょっとした行き詰まりや停滞に関して、「問題点」ではなく「できること」に焦点を当て、自分では思いつかなかった視点や解決行動のアイデアを得られる体験をすることが目的です。主役になる際には、「適度な」大きさの課題を見つけることでより効果的なセッションとなります。

開催日程

2022年度のプログラム内容および開催日程に関しては、現在検討中です。

決まり次第「ソリューションフォーカスNEWS」にてお知らせいたします。

しばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

申込み方法&参加手続き

お申込みは申込フォームからお願いいたします。折り返しZOOMアクセスリンクおよび参加上の注意点などが記載された参加手続き案内メールを送信いたします。万が一、48時間以上たってもメールが届かない場合は、info@solutionfocus.jp までご連絡ください。

開催予定日の3日前に最少催行人数に達しない場合は中止となります。あらためて日程を変更してご参加いただくか、キャンセル(全額返金)することができます。ご自身の都合によるキャンセルの場合は返金はありません。その場合も日程の変更はできますが、直前になっての変更は他の参加者の方にご迷惑がかかる可能性がありますので極力お控えください。ご不明な点などはお気軽にお問合せください。

参加申し込み